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トライトンボートのガソリンタンクの位置
BLOG ENTRY | 2010年6月13日 日曜日
2005.12に撮影したXシリーズ
2009.12に撮影したXSシリーズ
2007年に登場したX2シリーズ以降、トライトンボートのガソリンタンクは
下の写真のような位置に薄いタンクを装備しています。
従来のバスボートはガソリンタンク、バッテリー、エンジンとすべてが
シートより後方に配置されていて、ボートの後方に重心がよっていました。
推進力のあるエンジンの近くに重たいものを配置する事で、重量による負荷を
軽減して、バウを持ち上げる姿勢を作ってきましたが、最近のエンジンの進化
による重量増で後方が重たくなりすぎて逆にバランスが取れなくなってきた事を
受けて、各メーカー共に工夫をしていますが、トライトンはスポンソン部分の
デザインはもちろんですが、一番重量のあるガソリンタンクをセンター付近の
低い位置に配置する事でバランスを大きく改善しています。
これによって従来のボートとの立ち上がりを50%以上改善しています。
21フィートモデルでもほとんどバウが上がる事なく一瞬で立ち上がります。
これは体験しないとなかなかわかりづらいですが、最近のX3以降のモデルに
初めて乗ると今までとは全く違う走りにびっくりすると思います。
外観での大きな違いは運転席の横付近に給油口があります。
そしてこの写真のモデルは今年加藤プロが乗る20XS HPというモデルです。
これはまたさらに今までのトライトンボートとも違いますし、今までのバスボート
の設計の中でもかなり新しい部類に入ると思います。
初めて乗った時は、感じた事のない感触に驚きました。
先日もお客さんと3人で試乗したのですが正面から突っ込むのは少し怖い
ぐらいの波に突っ込んでも、何事もないようにフワンと乗り越えて
ベタの時はボートが浮くのもとても早く、ホールショットもトップスピード
への到達も驚く程早く、ネクストジェネレーションを感じるボートです。
お世辞にも最近のボートは軽いとは言えませんが、それでもハルデザインの
進化とトータルバランスの改善でこんなボートが生まれるなんて本当に
不思議な感じがします。
ガソリンタンクの説明はいつもご来店頂くとさせて頂くのですが
写真で説明するとより解りやすいですね。